店長ブログ
インスタントコーヒーのお話
忙しいときでも、お湯に溶かすだけですぐに飲めるインスタントコーヒー。便利ですよね。
さて、インスタントコーヒーはどうやって作られているのでしょうか?
またおいしく飲むコツなどはあるのでしょうか?
◆どうやってインスタントコーヒーは作られているの?
インスタントコーヒーは簡単に言うと、レギュラーコーヒーから抽出してできたコーヒーを乾燥させ、
粉末にしたものです。
つまり、インスタントコーヒーは、
・コーヒー生豆を焙煎する
・焙煎した豆を粉砕する
・抽出(ドリップ)する
・乾燥させる
乾燥の方法はフリーズドライ製法とスプレードライ製法と2つあるようです。
そして、乾燥後、包装されて私たちの手元に届きます。
(レギュラーコーヒーとは焙煎したコーヒー豆、またはそれを挽いた粉のことです)
◆インスタントコーヒーをおいしく淹れるコツ
1)お湯の温度
温度が高いほど苦み成分が抽出されます。温度が高いと苦みが増し、低いと酸味が目立ちます。
苦みを抑えつつまろやかなコーヒーにしたい場合は、いつもより低めの温度にするとよいでしょう。
2)分量
好みにもよりますが、お湯140mlに対してコーヒーは2gほど(ティースプーン1杯ぐらい)が標準です。
3)フリーズドライ製法を選ぶ
先ほど乾燥の方法が2つあると言いましたが、
フリーズドライ製法のほうが食品の元の状態を維持させるため、
風味や香りを楽しむことができます。
4)水で練る
カップにインスタントコーヒーを入れてお湯を注ぎますが、お湯を注ぐ前に
スプーン1杯ほどの水でよく練るといいです。
コーヒー豆に含まれるデンプンを水で溶かすことで粉っぽさが取れ、
コーヒーの風味がより感じられるそうです。
5)フライパンで乾煎りする
ちょっと手間ですが、インスタントコーヒーをフライパンで乾煎りすると
香ばしさがプラスされます。
少し色が変わってきた程度まで乾煎りすればOKです。
少量だと焦げやすいので注意が必要です。
6)電子レンジにかける
こちらもちょっと手間ですが、インスタントコーヒーをお湯でしっかり溶かした後、
30秒ほど電子レンジにかけることで、酸味と苦味が取れたまろやかな味わいのコーヒーになります。
ちょっと手間のかかるものもありますが、簡単にできるので、作るときに余裕がある場合は、ぜひお試しください。
◆インスタントコーヒーの保存について
インスタントコーヒーは生鮮食料品です。そのため温度、湿度、光などに影響を受けます。
温度が高い場所に置いていたり、紫外線を受けたりすると劣化します。
また空気に触れやすいと酸化し劣化しますし、水分を吸収しやすいので湿気が多いと味に影響します。
1)容器
密閉性、遮光性が高く、酸素を通しにくい素材の容器に保存しましょう。
一番おすすめの容器は密閉性の高いキャニスターです。
耐熱ガラス製のキャニスター:遮光性は期待できないので、暗い場所で保管します。
ホーロー製のキャニスター:少し重いですが、密閉性も遮光性もあります。
ステンレス製のキャニスター:軽く、遮光性も高いです。
もちろん瓶に入ったインスタントコーヒーならそのまま保存できます。
ポイントは、瓶に貼られている紙をふちの部分だけ残しておくことです。
そうすると、瓶とふたの間の隙間をできるだけなくせます。
ジップロックに入れて保存している方、多いのではないでしょうか。
ジップロックは酸素を通しやすいので、劣化してしまうんです。
気をつけましょう。
2)場所
基本的には常温で保存します。冷暗所で保存するのがおすすめです。
冷蔵庫:夏は気温や湿度が高くなるので、冷蔵庫で保存するといいです。
また、飲み切るまでの期間が長い場合も冷蔵庫がいいでしょう。
冷凍庫:冷蔵庫をひんぱんに開け閉めするような場合には冷凍庫もいいです。
冷蔵庫も冷凍庫もそこから取り出した時の温度変化に気をつける必要があります。
できるだけ早く戻しましょう。
インスタントコーヒーは未開封であれば、記載してある賞味期限までおいしく飲めます。
だいたい3年くらいもつそうです。
開封後は、保存に気をつけたとしても劣化していくので、1か月ほどで飲み切るのが
いいということです。
◆インスタントコーヒーにプラス!
1)塩
ほんの少し入れると深みがでます。入れすぎには注意。
2)しょうが&はちみつ
スパイシーさとコクのある甘さが加わります。体も温まります。
3)牛乳&マシュマロ
マイルドになります。
そのままでももちろんおいしいですが、たまにはアレンジして飲むのも楽しいですね。
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また、おいしく淹れるコツでも書きましたが、
こちらはフリーズドライ製法ですので、風味や香りをより楽しむことができます。
ぜひお試しください。
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